私は現在、マレーシアで歯列矯正をしています!
「海外での歯列矯正って怖そう」「費用はいくらかかるの?」「どこの歯医者に行っているの?」
など歯列矯正について質問をして下さる方が多くいらっしゃるので、この記事で
・私が通っている歯医者 ・費用の合計 ・施術の経過 ・歯列矯正のメリット・デメリット |
を順番にご紹介していきます!
結論からいうと、
マレーシアでの歯列矯正は何一つ怖くありません!値段も激安で、日本での施術の5.6分の1ほどでできます!
あくまで私のケースですが、マレーシアで歯列矯正を考えている方の参考になれば嬉しいです!
Bala Dental Clinic

私が通っているのは、Bangsarにある Bala Dental Clinicという、インド系マレーシア人の先生が院長を務める歯医者です。
日本人の間でも評判が良く、実際に通っている方も多くいます。
技術が良いのはもちろん、院長先生が日本で勉強をしていたこともあり、日本人に対してとても親切です。
ただし、歯列矯正以外の治療については、他のクリニックと比べて値段が高い、院長以外の先生の見立てがあまり良くないという評判もあります。
費用の合計
日本での歯列矯正費用は、平均して100万円以上かかるといわれています。
以前私が日本の歯医者で出していただいた見積もりは、トータルで約150万円でした。マレーシアでの歯列矯正に私が支払ったのは、8500RM(約20万円ちょい)です。
激安すぎて、日本の友達たちには驚かれます。
費用の内訳はこんな感じです!
初期費用:500RM
最初に診察・レントゲン・歯の型どりをしてもらいます。所要時間は約1時間くらいです。
この初診に500RM(約12000円)かかりました。

歯医者に連絡して「I’m interested in getting braces」と伝えると、初診の日程を案内してもらえます。(ほかにも言い方あると思う笑)
初診は、院長先生ではない若手の先生が行ってくださいました。
抜歯:1000RM
私の場合、口の中のスペースが足りないことが歯並び悪化の原因となっていたので、スペースを作るために合計4本の歯を2回に渡って抜きました。
2本500RMで、2回抜いたので1000RM(約24000円)かかりました。
歯を抜いたあとはこんな感じになります。

痛みは2日くらいでおさまりますが、一週間くらいは血餅に気をつかいながら過ごしました。
歯列矯正:7000RM
歯列矯正は7000RM(約170000円)です。
そのうち2000RMは器具装着時に支払い、残りの5000RMは分割でも一括でも可能です。
私は選択の余地もなく、表側に装着する金属のタイプの矯正器具をつけられました。

器具は透明のものなどもあるそうですが、金属のタイプが一番価格が安く、施術期間も短くて済むとのこと。
希望がある場合は、直接歯医者で聞いてみて下さい!
専用の歯ブラシ15RM
矯正中は、通常の歯ブラシを使うと器具が壊れてしまうので、表面にくぼみがある専用の歯ブラシを使用する必要があります。

この歯ブラシは治療費には含まれておらず、必要になり次第メンテナンス時に自分で購入します。
私は毎月、自宅用と持ち運び用の2本を購入しています。
支払い後の診察は何度でも無料
矯正器具を装着するときに2000RMを支払い、残りの5000RMは毎月のメンテナンス時に好きな額を少しずつ支払うことができます。
私は毎月300RMずつ払っていましたが、ある日ふと、分割にする意味がないと気づいたので一括で支払いました。
日本だと、その都度メンテナンスにお金がかかる場合があるそうですが、マレーシアでは7000RMの中にすべてが含まれているので、完全に矯正治療が終わるまでは何回通っても料金は変わりません。
「器具が壊れた」「ワイヤーがあたって痛い」などで急遽予約を入れることもありますが、全て追加料金はかかりません。
必要な期間と施術経過
私の場合、ワイヤー矯正の時期・マウスピース矯正の時期を合わせてトータルで2年かかると言われましたが、歯の動くスピードや、元々の歯並びの状態にもよるそうです。
今はロックダウンの影響で歯医者に行けていませんが、次回は今のワイヤーを外してもらう予定です。
初診・抜歯を経て器具をする装着までには約2か月半かかりました。
2019年4月に器具をつけたので、実際に矯正器具をつけてからは1年と少し経ちます。
この1年間の私の歯の変化です!口の中の写真なので、苦手な方は見ないでくださいw
矯正前

パッと見はそこまで歯並びが悪かったわけではなく、「なんで歯列矯正するの?」とか「しない方が良いんじゃない」などと周りにさんざん言われましたが、
八重歯があったのと、下の歯の歯並びが悪かったのを治したかったので、歯列矯正をすることに決めました。

抜歯した歯のスペースが空いています。
装着当日

最初は目立たないと思って選んだグレーのゴムが、かえって目立つ。。。
(後に色を変更します)
装着当日はただ違和感があるだけで、こんなので歯が動くのかな?と思っていましたが、この数時間後に悪夢が待っているのでした、、、
装着翌日

ここから悪夢の2週間がはじまりました。
何かを噛むときはもちろん、なにもしなくても常に涙が出るほど痛い!!!!
ご飯なんて食べれたもんじゃないです。痛み止めも効かない。
大げさではなく、本当に鬱になるんじゃないかっていうくらいの激痛です。(実際になった方も途中で辞めた方もいます。)
でも美貌のために、頑張る。

装着して数時間なのに、もう下の歯が少し動いているの分かりますでしょうか!!!笑
歯を動かす=骨を動かすので激痛で、歯が少しぐらぐらします。
私のは歯が動くのが早い方だそうで、その分痛みも強かったようです。
食べ物は小さく切って食べていましたが、痛くて十分に噛めず、消化不良による腹痛が起きることもたまにありました。
装着2週間後

装着2週間で、だいぶ変わりました!
このころから歯の痛みがなくなり、普通にご飯を食べることができるようになりました。
器具の調整のたびに痛くなりますが、こんなに強い痛みが長く続くのは最初だけなので、最初の2週間で矯正人生の峠は半分超えます。笑
装着2か月後

2か月で、大分歯の並びがそろってきました。
先生にお願いするとゴムの色を変えてもらうことができます。この時の調整で、ゴムの色をカラフルにしてもらいました。
そして、輪郭が変わり始めるのもこの頃でした。前よりも太っているのにもかかわらず「小顔になった」と言われることが増えました!
現在(装着1年後)

1年で、歯並びはほぼ完全にまっすぐになりました!

今は抜歯の隙間も埋まり、マウスピースへの移行を待っている状態です。
私の場合は、すべての矯正過程が終了したら親しらずを抜きます。(埋まったまま横に生えている)
まだ矯正完了までは1年間くらいありますが、矯正をして本当に良かったと思っています。
歯列矯正のメリット・デメリット
私は歯列矯正をして本当に良かったと思っていますが、メリットばかりではありません。
歯列矯正のメリット ・歯並び・噛み合わせが良くなる |
歯列矯正のデメリット ・矯正器具が口内にあたって痛い |
これは国内海外関係なく、歯列矯正の経験者は共感できると思います!
最初は特に、本当に痛くて痛くて痛くて、
人様の歯列矯正のBefore & Afterをネットで調べまくっていました。笑
(今も調整後で歯が痛いときには見る)
これを見ると、みんな口元だけではなく顔までもが綺麗になっているのが分かって、本当に励みになります!
そして、歯並びが良くなれば、虫歯などの歯の病気にもかかりにくくなります。
歯列矯正中は少しデメリットの方が多く感じますが、長い目で見ると本当にメリットばかりです!
海外で歯列矯正はステータス
海外は、沢山の種類のホワイトニング歯磨き粉が薬局で簡単に買えたり、
歯列矯正経験者が多かったりと、歯への意識が日本に比べて格段に高いです。
私が歯列矯正をすることにしたのも、
海外生活で歯への意識が高まったことがきっかけです。
日本では可愛いとされる八重歯も、海外では悪魔の歯と呼ばれたりします。
私も、ずっと日本にいたらきっと歯列矯正はしていなかったと思いますw
マレーシアでは特に、
歯列矯正ができる=それなりのお金がある
という認識で、一種のステータスでもあるそうです。
私が矯正器具を装着した次の日、外国人の同僚たちからは
「もっとプリティーになるね!」「次はゴムの色を変えてみなよ!」
などとすごく肯定的な言葉をかけてもらったり、
矯正経験者がとても多いので、沢山のアドバイスをいただりしました!笑
歯への意識が高いからこそ、歯列矯正の技術やケアもしっかりしているので、
マレーシアでの歯列矯正に不安はありません!
そして本当に安いので、個人的にはめちゃくちゃおすすめです。笑
これからの歯列矯正の経過もまた別の記事でシェアしていくので、
マレーシアで歯列矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
クリニック情報
Bala Dental Clinic
営業時間 月~土
- 9:00~13:00
- 14:00~18:00
電話番号 +60 3-2284 6153